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政治

輸出規制をチャンスに 文大統領が部品メーカー訪問

Write: 2019-08-08 09:31:51Update: 2019-08-08 14:59:13

輸出規制をチャンスに 文大統領が部品メーカー訪問

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は7日、京畿道(キョンギド)金浦(キンポ)市に本社を置く、ロボット減速機などを手掛ける部品メーカーのエスビービーテック(SBB TECH)社を訪れ「国民と企業が、日本による輸出規制という災を福に転じ、韓国経済をより一層発展させると信じている」と述べました。
日本が韓国に対する輸出規制を強化して以来、文大統領が企業を視察したのは初めてです。
文大統領はこの会社で、ロボット減速機の製造工程を視察した後、社員との懇談会に臨み、「日本の輸出規制は、エスビービーテックのような小規模ながらも技術力のある企業にとっては、逆に飛躍のチャンスになり得る。日本に勝てるという自信を持って努力してほしい」と語りました。
政府は先に、日本による輸出規制の対策の一つとして、部品・素材・設備の3つの分野で、国産化を集中的に育成する方針を打ち出しています。
国内産業の競争力を高めることによって、日本からの輸入依存度を引き下げ、日本の輸出規制を逆に韓国経済の体質改善の土台にするという構想です。
大統領府青瓦台は、「日本がホワイト国からの韓国除外を決めたが、1100を超える品目の中から、どの品目の輸出を止めるかが分からない不安と不確実性がある。輸出規制の対象になる品目について、早期に大規模な国内量産が可能になるよう、多角的な支援を行うのが政府の方針だ」としています。

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